初心者でもきれいに花火が撮れる5つのポイント

これから夏本番になり、夏の風物詩でもある花火大会がやって来ます。

目で見て楽しむだけじゃなく、せっかくなら写真として残したい、という人のために、今回は、初心者でもきれいに花火を撮影するポイントについてご紹介します。

今回紹介するのは、スマホなど通常のカメラでも使えるテクニックなので、ぜひ参考にしてみてください。

Point1:スマホ用三脚を使う

花火大会には、大勢の人がいます。キレイな花火を写真に残したいというのは、みんな同じなので、背の高い人などが周辺にいると、撮影の邪魔になってしまうことも。

女性など、背が低い人なら尚更、スマホ三脚を使ってキレイな視界を確保しましょう。

ただ、たくさん人がいる場所での三脚やセルフィースティックなどの使用は他の人の迷惑になることがあるので、マナーを守って使います。

Point2:バーストモードは欠かせない

バーストモードは、iPhoneなど普通のスマートフォンに搭載されている機能。シャッターボタンなどを押し続けるだけで連続撮影ができるこのバースト機能は、打ち上がり続ける花火のシャッターチャンスを見逃しません。

iPhoneなら、1秒間に10枚の写真が撮影でき、音量ボタンの長押しでもバースト撮影が可能です。

Point3:AE/AFロックをオン

一眼レフやデジカメに搭載されている「AE/AFロック」は、iPhoneで使用可能、Androidは機種によって別途アプリが必要になることがありますが、基本的には使えます。

AE/AFロックでは、静止画を撮影する際、シャッターボタンを半押しすることでピントや明るさ(露出)が決まります。そのまま半押しすると、ピントを固定する「AFロック」、明るさを決めて固定することを「AEロック」と言います。

要するに、ピントと明るさ(露出)を固定する機能のことで、花火をよりきれいに撮影できます。
ピントや露出を合わせたい箇所を長押しするだけで、iPhoneの場合は有効になると「AE/AFロック」と表示されます。解除する場合は、再度、画面をタップすれば解除可能。

その4:HDRをオン

これもスマートフォンのカメラにある機能の一つで、違った露出で撮影した写真を自動合成し、良い部分だけを残したまま1枚の写真に仕上げてくれる便利機能です。
iPhoneなら、カメラを起動させ、アプリ上部の「HDR」をタップしオンにするだけ。
HDR機能を使うと、通常のカメラと比べて、肉眼で見るのに近い写真に仕上がります。

その5:スローモーションで撮影

動画を撮影する場合は、スローモーション機能を使うと夜空一面に広がるきれいな花火がより芸術的になり、繊細な映像ができ上がります。

今回は、初心者の方でも簡単にできるきれいな花火の撮り方についてでした。
スマートフォンのカメラでできるテクニックばかりなので、今年の花火の思い出を写真に残してください。